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いなみ野ため池ミュージアムのひとつ「寺田池」は、池本先生の研究・活動拠点でもあります。平安時代に造成されたとされる古いため池で、近年まで農業用水として地域の人々の生活を支えてきました。現在、環境保全活動などを行う「寺田池協議会」と、水棲生物や野鳥の観察会を行うボランティア団体「平岡・寺田池を語る会」が両輪となって、地域ぐるみで「寺田池」の保全活動を展開。地域の憩いの場として、また自然を学ぶ生きた教材として、活用されています。

次世代への継承に向けて活動しています!

寺田池は、地域の皆さまのご協力があって完成した、素晴らしいため池です。農業用水の確保という役割に加え、美しい景観、憩いの場所、生き物の住処、文化の継承というかけがえのない価値を担っています。また、台風や豪雨の前にため池の水位を下げるなど、ため池を活用した総合治水に取り組み、防災・減災対策として地域住民の生活を守っています。現在、いなみ野ため池ミュージアムでは地域の財産であるため池を守り、活かし、次世代へ継承する”ための活動を展開しています。この取り組みを全国にアピールし、ため池の持つ可能性や価値を、皆さまに知っていただきたいと考えています

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