兵庫県の東播磨地域を象徴する「ため池群と水路網」や、その歴史的・文化的資源を地域の財産として、守り、活かし、次世代に継承するために、いなみ野ため池ミュージアムを発足。
農業者をはじめ、地域住民、企業、実践活動団体、教育関係者、行政などの参画と協働のもと、地域全体をまるごと博物館”とする活動を展開しています。
東播磨地域のため池に生息するドブガイ(愛称:烏珠貝〈ぬばたまがい〉)を使って淡水真珠を育てようという活動。ドブガイは、外来種のブルーギルなどが泳ぐ池ではほとんど姿がみられないことから、生物の多様性をはかる一つの指標となっています
幸せを運ぶ鳥「コウノトリ」をシンボルとして、地域の住民が主体となり、生息環境づくりや、餌場の確保に向けた整備を推進しています。それらを通じて、人と人をつなぐ地域づくりを進め
人とコウノトリが共生できる東播磨地域を目指しています。
ため池をはじめ、”水辺空間”に関わる活動を実践するグループなどに、自然環境・水質・修景緑化・地域文化・環境教育・地域づくりなどに係る「いなみ野ため池学」の講義や、実践グループへの活動の企画、運営の指導・助言を行います。
2002 | 県及び3市2町で、いなみ野ため池ミュージアム推進実行委員会発足 |
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2003 | いなみ野ため池ミュージアム人材バンクを設置 講座「いなみ野ため池学」開講 |
2004 | 稲美町ため池協議会連絡会発足 |
2005 | 明石市、加古川市、高砂市、播磨町に、ため池協議会連絡会発足 |
2006 | いなみ野ため池ミュージアム運営協議会発足 いなみ野パールプロジェクト始動 全国ため池フォーラム開催(参加者約1,000人) |
2007 | 水辺環境の保全・再生プログラムの実施(アサザ、オニバス保護等) インストラクター養成講座開催 |
2008 | 近代化を支えた“水の路”プロジェクト創設 |
2006 | いなみ野ため池ミュージアム オンリー1プロジェクトの展開 近代化を支えたプロジェクト“淡河川山田川疏水”の「記録誌」、郷土学習副読本「水をもとめて」作成 |
2010 | 全国疏水フォーラム開催(参加者約450人) 里と海の協働による豊かな海の再生プロジェクトの展開 |
2011 | いなみ野ため池ミュージアムを核とした循環する水の路プロジェクトの展開 |
2012 | いなみ野ため池ミュージアム10周年記念事業式典開催<(参加者約500人) |
2013 | 第15回「日本水大賞」農林水産大臣賞受賞 |
2014 | いなみ野ため池ミュージアム推進フォーラム |
2015 | 次代につなぐ『ため池』フォーラムin東播磨の開催(参加者約1,300人) |
2016 | ため池コウノトリプロジェクト始動 |
2017 | 県政150周年記念事業「ため池博覧会2018」開催(参加者約5,640人) |
2018 | 全国ため池フォーラム開催(参加者約700人) 「東播磨ため池歳時記」発行 加古川流域水文化フォーラム開催(参加者約350人) |
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