こちらのサイトでは水に関わるエピソードをお伝えしています。

バックナンバーへ

page1

世界に誇る水道施設を新たな魅力として発信していくために、東京都水道局が東京都民から意見を集めて「東京水道名所」を決定。
優れた技術、素晴らしい景観、感動の歴史物語など、数々の魅力あふれる名所が選ばれています。

多摩川水系の人気を実感!

「東京水道名所」の選定にあたり、まず12ヶ所の候補地を挙げました。そして、都民の皆さまから1000通以上のご応募をいただき、特に支持を多く集めた上位7ヶ所を「東京水道名所」として決定させていただきました。7ヶ所のうち「金町浄水場」以外は全て多摩川水系から選ばれ、特に上流部の「水道水源林」や「小河内貯水池」は人気が高く、皆さまに親しまれている名所であることをあらためて感じました。

上流から下流まで一体を管理

多摩川水系は江戸時代から利用されてきた歴史と、さらに東京都独自の水源ということもあり、都民の皆さまにとって身近な存在でもあります。また上流の水源から下流の浄水や配水の施設までの一体を、一つの事業体が一括で管理している水系はとても希少な存在です。現在は、多摩川水系の東京都への給水率は全体の2割程度になっていますが、江戸時代から近代、そして現在に至るまで、私たちの生活を永年にわたって支えてきた、とても重要な水道水源です。

水を知り、水に触れる体験を!

「水道水源林」や「小河内貯水池」をはじめ、「東京水道名所」には豊かな自然が満喫できる散策コースや「水」を学べる施設もあり、ハイキングや観光気分で気軽に見学していただけます。これまで、水を守り、水を育んできた多くの方々の努力をはじめ、さまざまな知恵や技術によって美しい水が届けられることを、「東京水道名所」を通じて、さらに興味や関心を持っていただけたらと思います。

暮らしと都市を結ぶ水系【東京の水道水源】

東京都の水源はほとんどが河川水で、これまで100年余りにわたって、増加し続ける水道需要を懸命に支えてきました。 昭和30年代までは、水源の多くを多摩川水系に依存してきましたが、その後、急激な需要の増加に対応するため、利根川水系や荒川水系への依存度を高めるなど、安定した水の供給に向けて水源の開発や確保が続けられています。

(C)Copyright 2009 WATANABE PIPE, INC. All rights reserved.