飲んだ水は、約95%が小腸、約4%が大腸で吸収され、血液やリンパ液となり、体中に酸素や栄養素を運ぶ、長い旅がはじまります。
飲んだ水がすべて排出されるには、少なくとも1ヵ月以上、数ヵ月や数年とも言われています。良い水を飲みはじめても、体調の変化が期待できるのはずっと後。とにかく気長に続けることが大切です。 ※マウスによる実験結果をもとにしたもの。人体を流れる水の順序やスピードは諸説あります。
年齢を重ねるに従い、細胞内液が減少し、脂肪の割合が増加します。
(右図参照)
水にとって特に重要な臓器のひとつが「腎臓」です。腎臓には1分間に800〜1000mlの血液が送り込まれ、血中の老廃物や不要物を取り除きます。腎臓が疲れると、血液が汚れたままカラダを巡り、あらゆる器官が疾患を起こす原因になります。良い水をこまめに補給し、サラサラの血液で、腎臓の負担を少なくすることが大切です。また、冷たい水や過剰な水分補給は、腎臓の働きを弱くしてしまうので注意しましょう。
人のカラダは、約65〜70%が水からできています。体重が60sであれば、約40lの水を持っていることになります。生まれたての乳児は体重の80%が水分。年齢が進むにつれて、カラダの水分量は次第に減少し、やせ型は肥満型よりも水分量が多くなります。
酸素と栄養素をカラダ全体に運ぶ肥満気味の方や糖尿病予防という観点では、バナジウムが多く含まれる天然水がおすすめです。この成分は富士山の湧き水に多く含まれています。また、中高年以上になると骨が弱くなる傾向がありますので、骨密度を上げる働きがあるシリカ入りの水などもおすすめです。
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