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水のおいしい成分はみえる?

容器入りの水や、浄水器が、あっという間に普及してきました。なんと言っても、水は人間の命の源、それだけに より安全で、よりおいしい水の関心が高まっているのです。 さて、水は化学記号で、H2Oですが、いろいろな成分が含まれているのをご存知ですか。味に関しても、水の味を良くする成分とまずくする成分があります。

良くする部分
水が自然界を移動する過程で触れてきた土や岩などから水の中に溶け出した成分
まずくする部分
有機物、金属など。自然作用のほか、水源の水質汚濁や水の処理過程における薬品の注入によってもたらされる。 藻類や異常に繁殖する富栄養化によるカビ臭なども。
良くする成分で重要なのはカルシウムとマグネシウムです。これらの含有量を炭酸カルシウムの量に換算したものが硬度ですが、硬度の高すぎる水はかたくてしつこい味がし、小さすぎる水は堅く、 だれた味がしますから、ほどほどの硬度がおいしい水の条件でもあるようです。

ナチュラルミネラルウォーターって何?

ヨーロッパでは「天然の」ミネラルウォーターがいちばんで、基準もしっかりあります。 なかでも、湧水・地下水などの自然の水を殺菌処理しないでそのまま瓶などに充填したとびきりの 一級品をナチュラルウォーターと呼んで、特別扱いしているようです。

日本でも、昭和62年に水だけを飲ませるというウォーターバーが登場し、この頃からミネラルウォーターの生産と輸入量は爆発的に 伸びました。平成7年に、なんと9年前のほぼ6.5倍になっています。

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