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すぐに水に流してはいけないウンチと下水道のQ&A 汲めども尽きない興味や疑問の数々をここでスッキリ解消しましょう!

下水道が整備されていない田舎はどうしている?

汚水の処理場を小型化した合併処理浄化槽が活躍している。
合併と名がつくのは、し尿と生活排水の両方を浄化するから。浄化原理は微生物分解だ。

では、川を流れる下水処理水は一体どれくらい?

都内の川を例にとると、神田川の柳橋周辺ではなんと9割以上が下水処理水。
隅田川の両国橋周辺では7割以上が下水処理水である。

汚水を処理した後の水。海がない県はどこに放流する?

川に放流している。
東京の水再生センターでも、隅田川や荒川、多摩川に放流しているところもある。

トイレはなぜいつも臭い?

なんでも空気中に粒子となって飛散したウンチの成分が、
鼻の中の粘膜に付着した際に溶け、それが匂いとして感じるからだそうだ。

ウンチの呼び名の由来は?

ウンチに限らずウンコも実は幼児語。
「ウン」は、大便をするときのいきむ声をあらわし、「チ」や「コ」は単なる接尾語である、らしい。

口から入った食物が、ウンチとして出るまでの時間は?

一定とはいえず幅がある。食べた物や体調が決めるからだ。しかしだいたい15〜40時間ぐらい。

水洗トイレ発祥の地はどこ?

古代メソポタミア(イラク北部)の都市エシュヌンナの遺跡から発掘された水洗トイレ(紀元前2200年頃のものとされる)が最古という説が有力。

日本全体の下水道普及率は?

東京はほぼ100%だが、日本全体でみると72%ほど。日本の下水道難民は約2000万人と言われている。

一生にするウンチの量はどれくらい?

80歳まで生きたとすると、およそ15tにのぼるとか。

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