
安全、効率、環境にやさしい……
明治・大正・昭和の3代にわたって都心部への給水を担当する動脈源として、東京の水道の代名詞でもあった淀橋浄水場。
その跡地の新宿副都心地区では、水のリサイクルモデル事業が進められています。ビルで使った水を落合下水処理場できれいにして、
水リサイクルセンターに送り、ビルに再配水しトイレ用水として利用しています。このような広域循環方式のほか、 文京区の東京ドームでは屋根に降った雨水を貯め、一度使った水を地下のミニ下水処理場で再処理してトイレ用水や災害時の消防用水に使っています。
昭和54年に開設された水運用センター。水道管路の事故探知システムや都内各所に設置した
流量計・圧力計による各種情報を集中管理し、24時間体制で貯水池から浄水場、給水所、 主要配水管にいたるまで東京の水道全体をコントロールしている。(左上)

野球の試合日には、一日で400・の水をトイレなどで使う東京ドーム。 客席の下には雨水を3000?貯められる地下タンクがある。(右下)
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